お供えしていた鏡餅を木槌で叩き割る「鏡開き」はもともと武士の風習でした。男性は具足(鎧や兜のこと)にお供えした「具足餅」を女性は鏡台に供えた「鏡餅」をそれぞれ雑煮にして食べたことがこの行事のはじまりです。しかし、武家社会では「切る」という言葉を嫌いこのとき刃物は使いませんでした。それで、叩いて割るのですが、おめでたいときに「割る」というのも縁起が悪いため「運を開く」にかけて「鏡開き」と呼ぶようになりました。

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お正月の間供えられていた鏡餅は、カビが生えたりひびが入ったりして持て余しがちです。できれば飾る段階でカビ対策をしておくといいでしょう。上下の餅の重なる部分と底に焼酎を塗っておくとかなりカビを防ぐことができます。それでもかびてしまったらその部分は削り取って、ひびのところから折ったり、木槌で叩いて割り、細かくします。これをおしるこや、お雑煮に入れて食べます。あべかわや揚げ餅にしてもおいしくいただけます。
カビ防止は焼酎を塗ること