スイカはアフリカ西南部を原産地とし、4000年前のエジプトですでに栽培されていたという古い歴史を持ちます。日本への渡来は16世紀ですが、明治時代に多くの品種が導入され一般的に普及するようになりました。西から伝わった瓜という意味から「西瓜」の文字が使われます。
色つやがよく、縞がくっきりとしたものを選びましょう。また、軽くたたくと澄んだ音がして水に入れると浮くものが美味です。
スイカの主成分は水分で90%以上を占めます。赤い色はカロテンの一種リコピンによるものです。利尿作用がすぐれているのは体内の余分な水分を排出するカリウムが多く含まれるからです。利尿作用により膀胱炎や腎炎などの腎臓病はもちろん、高血圧や妊娠時のむくみを取り去ります。
スイカの皮にも実と同じような効果があり、漬物などで利用したいものです。
実は生食のほかシャーベットなどにします。スイカの糖分は果糖が主です。果糖は低温で甘みを増す性質があるので、できるだけ冷やした方が美味しいでしょう。