わが国に入ってきたのは鎌倉時代で、おもに鑑賞用に花を育てていました。食用として本格的に栽培がはじまったのは明治時代以降です。れんこんは葉柄に酸素を送るための通気孔として10個程度の穴があります。この独特の形を「見通しがきく」としておめでたい席での料理によく用いられます。
丸ごと保存する時は新聞紙を濡らし、れんこんを包み湿気を逃がさないようにビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れて下さい。4〜5日は持ちます。切ったれんこんは空気に触れないようにラップに包んで冷蔵庫に入れて下さい。(空気に触れるとポリフェノールが酸素と反応して変色します。)
主成分は炭水化物で、ビタミンCが豊富で、シミ、ソバカスを防ぎ、その他便秘を解消するペクチン、ヘミセルロースなどの食物繊維も豊富に含んでいます。さらにレンコンを切ると糸を引きますが、これはムチンという成分で胃腸の粘膜を保護する働きがあり、消炎作用や収れん作用のあるタンニンという成分も含まれ、胃腸のトラブルを解消するのに役立ちます。
アクがあり、すぐ褐変するのですぐ酢水につけます。下ゆでする際も、酢を少し加えるといいでしょう。シャキシャキした歯触りが残るよう短時間でゆでるのがコツです。お正月の酢ばすが知られていますが、てんぷらや煮しめ、五目寿司などに利用できます。レンコン入りのおかゆは滋養強壮に良いとされ、レンコンの絞り汁は下痢止めに有効です。