ユリ科のネギ属で日本には平安時代以前に渡来したとされています。代表的な品種はホワイト六片種で旬は春から初夏にかけてです。ほかに若い葉を収穫した葉ニンニク、若い花茎を食用にする茎ニンニク(ニンニクの芽)があります。
ネットに入れ風通しのよいところにつるすか、素焼きのガーリックセラーに入れ乾燥状態を保ちます。常温で約2ヶ月保存可能です。
臭いの成分の正体のアリシンは、ビタミンB1の吸収を促進しスタミナ補給に役立ちます。ニンニク自体にもビタミンB1が豊富なので疲労回復に最適です。アリシンは血中コレストロール値の上昇を抑える働きもあるので、動脈硬化予防、がん予防にも役立ちます。
皮をむく… 根の部分を包丁で切りながら、ついている薄皮の一部をはがし、あとは包丁を使わず切り口から手でむきます。
たたく…ニンニクの臭いは空気にふれる面が多いほど強くなります。包丁の腹をあて上から握りこぶしでたたくと香り立ちがよくなります。
芯をとる…焦げやすく苦味があるので半分に割って芯を引っぱるか、竹ぐしで芯を押し出します。