ブドウは5000年以上前にカスピ海の南側で栽培が始まったといわれる、世界最古のくだものです。現在は世界中でもっとも多く栽培されている果実でその8割はワインに加工されています。
日本では生産量の9割が生食用です。選ぶときは皮に張りがあって色が濃く白い粉がふいているものを選びましょう。
ブドウは枝に近い側が最も甘いので味見をする場合は房の先端を食べて判断します。
ブドウは糖質が多く、ブドウ糖と果糖がそれぞれ半分を占めています。ブドウ糖が即効性のあるすぐれたエネルギー源となり疲労回復に役立ちます。酒石酸という有機酸がコレステロール値を下げ結腸にまで達し大腸がんを防ぐと考えられています。 ブドウの皮や種子にはポリフェノールが含まれ脳卒中や心臓病予防に役立ちます。デラウエア種にはレスベラトールという発がん抑制作用がある物質が含まれています。